2020年7月3日金曜日

57 バーバラ・レイノルズ氏記念碑: Memorial Monument for Barbara Reynolds

57 バーバラ・レイノルズ氏記念碑

建立年月日
2011(平成23)年6月12日(除幕)
建立者
特定非営利活動法人ワールド・フレンドシップ・センター

形状
高さ約1.3m、幅約1m、厚さ約0.4mの黒御影石製の台座に、約0.8m四方の陶製の銘板がはまっている。
建立の目的
被爆後60年以上が経過し被爆体験の風化が懸念される中、「私の心はいつもヒロシマとともにある」という信念のもと、ヒロシマの世界化に尽力したバーバラ・レイノルズ氏の功績を顕彰するとともに、広島市民及び修学旅行生をはじめとする国内外の来広者に彼女の核廃絶への願いを継承することを目的とする。 

碑文(英文併記)
私もまた被爆者です 
I, too, am a Hibakusha
私の心は いつも ヒバクシャ ヒロシマ とともにあります
Hibakusha-they are the inspiration for all my peace effort My heart is always with Hiroshima
バーバラ・レイノルズ Barbara Reynolds (1915-1990)
広島市特別名誉市民 Special Honorary Citizen of Hiroshima
ワールド・フレンドシップ・センター創立者  Founder of World Friendship Center,Hiroshima 

特記事項
* バーバラ・レイノルズ(Barbara Reynolds)1915?1990
アメリカの平和運動家。1951年(昭和26年)に当時、原爆傷害調査委員会(現、放射線影響研究所)研究員だった夫とともに広島を訪れ、原爆被害の悲惨さを知った。1958年に、太平洋エニウェトク環礁の立ち入り禁止海域にヨットで乗り入れ、米国の水爆実験に抗議した。1962年から「ヒロシマ平和巡礼」、1964年には「広島・長崎世界平和巡礼」を実施。被爆者や学者等と共に世界各国を平和行脚した。



広島原爆ドームの光と陰