2020年7月3日金曜日

36-32 旧天神町(てんじんまち)南組慰霊碑

36 旧天神町(てんじんまち)南組慰霊碑 

建立年月日
1973(昭和48)年7月15日
建立者
慰霊碑建設世話人会
制作者
吉田正浪(まさなみ)
 (当時・比治山女子短大講師) 
形状
矩形のみかげ石に、3人の天女の舞う銅板がはめこまれている。
建立の目的
旧天神町南組町民で原爆や戦争の犠牲となった人、被爆前に役員をしていた人など同町内にゆかりの深い人たちの慰霊のため。

銘文 「慰霊」
特記事項
1. 旧天神町
元安川にそった南北に細長い町でした。戦時下、隣組体制ができたとき、現在の平和大橋の付近を境に、北組、南組に分かれました。 

2. 原爆による天神町の被害
家屋     全壊全焼約100%
人的被害   即死者約100%
       (家にいた人、建物疎開作業などで外にいた人) 
3. 「旧天神町南組慰霊碑」の合祀(ごうし)数
190柱(1981(昭和56)年末現在)
 《内訳》
  ・原爆即死者         115柱
  ・戦死者           11柱
  ・町内の被爆前役員      30柱
  ・被爆生存者でその後の死没者 34柱

(関連情報:旧天神町北組慰霊碑) 





広島原爆ドームの光と陰